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建築講義こぼれ話

3種のミニ課題

1年生に、半年くらい「構造2」という 講義をしています。構造力学とは別で、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の構造が受け持ち範囲なのですが、力学的な構造だけに拘らず、デザインとしての構造についても話をしています。教科書とは離れて、今年、僕が出した課題の概要を説明します。

第1課題

ケント紙を使った構造物 ─ 材料の本質を考える演習 ─

ヒラヒラの紙を加工して力に耐える形状に変える。用途と縮尺と方位を与えて提出させる。
期間:2週間

<学生作品例 画像>

第2課題

小説 ─ 言葉による構成力の演習 ─

第1課題の建築物での出来事を小説にする。A4レポート用紙4枚程度。期間:2週間
<学生作品例 講評>
SFっぽい作品がやや多かった。第1課題の作品が非日常的なものが多いことによる。
恋愛小説や日常を扱ったものもあったが、オチが付けにくかったようだ。

第3課題

自然石、線材、紙を使った立体 ─ 異種材料がぶつかり合うディテールを考える演習 ─

自然石は直径10cm程度、線材は割り箸、竹ひご、つまようじ等、紙はティッシュペーパー。
具体的な用途は今回は重視しない事にした。第1課題の発展。期間:2週間

<学生作品例 画像>

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