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住まいづくりの周辺

新築か?増改築か?

今住んでいる家を生かして増改築できないかと考えることは、案外多いのではないだろうか。
親子二世帯が同居を考えているとき、若夫婦は新築を望み、老夫婦は今まで住んでいた住宅を生かしたいというケースがよくある。新築すべきか?増改築すべきか?
ハウスメーカーは、自社の住宅を販売するのが目的だから、増改築の選択肢は始めから無く、当然新築することが前提となる。しかし、現在は何でもかんでもぶっ壊して新しく建てるという時代では無くなってきている。建築家の仕事として、新築の設計ばかりではなく、増改築の可能性も当然視野に入れて検討すべきだと考える。

私の実例では、

  • これから、何十年と住むに耐える住宅にする為には、柱、梁がそれに耐えないと判断して新築したケース >>大倉山の家
  • 視力の衰えたご両親の生活を変えない方がよいと判断して、既存建物を残して 空間的余地に増築したケース >>東雪谷の家 1
  • ハウスメーカーのプレハブ住宅を二世帯住宅にする為、駐車スペースの空地の上に鉄骨3階建てを増築したケース >>小平の家
  • 既存民家の使用材料・素材のすばらしさを有効活用すべきだと判断して、解体移築したケース >>二塚の家
  • 躯体コンクリートがしっかりしていたので、道路斜線をクリアしながら、アール屋根で3階を増築したケース >>江古田の家

等、ケースバイケースです。
私たちは、限られた資源を有効に活用していくために、新築か?増改築か?を適正に判断していく義務があると考えます。ぜひ、建築家にご相談を。

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